こんにちは😊あまるだです!
「資料を見て描いたら、なんだかそのままになってしまった…」
「これってパクリじゃない?」
そんな不安を感じたことはありませんか?
結論から言うと、資料の使い方を少し変えるだけで、丸写しは防げます。
この記事では、絵の初心者が安心して使えるパクリにならない資料の使い方を、具体的な方法付きで解説します。
この資料の使い方ができるようになると

この「パクリにならない資料の使い方」が身につくと、描くたびに「なぜその形になったか」を自分の言葉で説明できるようになります。
すると、
- 資料を見てもブレない
- 描き直しが減る
- 毎回少しずつ“自分の形”が積み上がる
という状態になります。
「今回はたまたま上手く描けた」ではなく、再現性のある上達が始まります。
さらに、
- 資料を見ることへの罪悪感がなくなる
- 「パクリじゃないかな?」という不安が消える
- 自信を持ってSNSやポートフォリオに出せる
――つまり、資料を使うほど、オリジナル度と実力が同時に上がるようになります。
これは一度身につくと、もう二度と戻らない積み上げ型の成長です。
この考え方を知らないままだと

もし今まで通り、なんとなく資料を見てなんとなく真似してなんとなく似てしまって不安になる。
この描き方を続けてしまうと、どうなるでしょうか。
毎回「これ公開していいのかな?」と悩み、絵は描いているのに、自信だけが減っていき、上手くなっているはずなのに、自分の絵柄が育たない。
そして一番怖いのは、「資料を見ないと描けない」状態が固定化されることです。
それはつまり、描いているのに、どれだけ時間をかけても実力が自分の中に残らないということ。
このループに入ると、頑張っているのに不安だけが増え、最終的には「向いてないのかも」と筆を止めてしまいます。
なぜ資料を見ると丸写しになってしまうのか?

多くの人は、資料をこう見ています。
「この形をそのまま描こう」
「このポーズを再現しよう」
この考え方だと、資料=完成図になってしまい、どうしてもトレースに近づいてしまうのです。
大切なのは、資料は「描くための答え」ではなく「理解するためのヒント」だと考えること。
① 資料を「完成図」として見ない

丸写しを防ぐ最初の一歩は、形ではなく理由を見ることです。
見るポイントはここ👇
- なぜ肩はこの角度なのか
- 胸と骨盤はどうズレているか
- 重心はどこにかかっているか
「どう描くか」ではなく「なぜこうなっているか」を観察しましょう。
構造を理解すると、同じ資料を見ても自分の形に変換できるようになります。
② 一度、資料を見ずにラフを描く

いきなり見ながら描くと、写しやすくなります。
おすすめ手順👇
- 資料を見る(30秒〜1分)
- 資料を閉じる
- 記憶だけでラフを描く
- 再び資料を見てズレを確認
この方法のメリットは、
- 自分の解釈
- 資料の正確さ
を分けて考えられること。
結果的に、「その人にしか出ない線」が残ります。
③ 資料は複数使う

パクリっぽくなる最大の原因は、資料が1つしかないことです。
例えば👇
- ポーズ:写真資料
- 服:別の写真
- 顔:イラスト資料
複数の資料を組み合わせることで、誰の絵とも一致しないオリジナルな形になります。
④ 最初に「変えるポイント」を決める

描き始める前に、これを決めてください。
- 顔の向きを変える
- カメラ位置を上下逆にする
- キャラの性格設定を変える
👉 1つでも意図的に変えれば、丸写しにはなりません。
無意識で描くと似ます。
意識的に変えるとオリジナルになります。
⑤ 資料は「答え合わせ用」に使う

正しい役割分担はこれです。
- ラフ:自分の頭
- 修正:資料
- 完成:自分の判断
資料は描かせてくれる存在ではなく、間違いを教えてくれる存在。
この距離感が、「資料に振り回されない描き方」につながります。
⑥ これは避けたいNGな使い方

以下は注意が必要です。
❌ 写真の上からなぞる(公開作品)
❌ 特徴的なポーズ・構図をそのまま使用
❌ 同じ資料だけで完成まで描き切る
※練習目的ならOK
※公開・販売作品では避けましょう
- 見て
- 理解して
- 自分の形に直す
この意識を持つだけで、パクリの不安は消え、上達スピードも確実に上がります。
もし「この資料、使っても大丈夫?」「このポーズ、どう崩せばいい?」と迷ったら、具体例を持って考えるのが一番の近道です。
あなたの絵が安心して公開できるオリジナルになりますように🎨
ここまで読んだあなたへ

ここまで読んでくれたということは、あなたはもう「丸写しの描き方」に違和感を持っています。
あとは一つだけ。
資料を見る目的を変えるだけです。
この先も絵を描き続けたいなら、最悪の未来に進まないためにも、今日から「資料=理解するための道具」として使ってください。
それだけで、あなたの絵はちゃんと前に進み始めます。


コメント