こんにちは、あまるだです。
「なんかこの絵、好きだな…」
「なぜか、ずっと見ていたくなる…」
そう感じるのに、
理由がうまく説明できない。
そんな見る人の心を動かす絵を
描いてみたいと思ったことはありませんか?
余韻エモ系の正体は、空気感です。
だからこそ、
- 何度も見返される
- 長く好きでいてもらえる
- 流行が変わっても古くならない
そんな静かに
強い絵になります。
今回は、
私が余韻エモ系を描くときに
実際に意識しているポイントを
まとめました。
例えばこんな感じです👇

① 色で空気を決める

まずこれ。
影を黒で作らない。
肌の影
× グレー・黒
◯ 肌色+少し寒色 or 暖色
服の影
× ただ暗くする
◯ 全体の色温度に寄せる
ポイントは、
画面全体の色温度が揃っていること。
朝 → 少し黄色寄り
夕方 → オレンジ寄り
夜 → 青寄り
色が揃うと、
画面に一枚「空気の膜」が
かかったように見えます。
② コントラストは弱める

空気感がある絵は、
明暗差を強くしすぎません。
明るい ↔ 暗いの差が大きいと、
物体感が強くなります。
明るい ↔ 暗いの差を抑えると、
空気がクッションになります。
空気感とは、
物と物の間に何かがあると
感じさせること。
コントラストを弱めるほど、
その「何か=空気」が存在します。
ポイントは、
全体の彩度を抑えることです。

赤→茜色
青→藍色
白→クリーム色
くすみ感は、自然界の色です。
他の色となじみやすく、
全体の色味が柔らかくまとまります。
③ 余白で感情を決める

余白が広いと寂しさ、
静かさが伝わります。
余白が狭いと賑やか、
圧迫感が出ます。
この絵の余白は、
左側の広い空間。
ここがあるから
- 寂しさ
- 静けさ
- 孤独感
が出ています。
さらに描き込みすぎると、
画面は一気に騒がしくなります。

左のイラストは↓
- 影が濃い
- 影、ハイライトは多め
- 感情、装飾が前に出ている
一見すると華やかですが、
感情や情報が前に出すぎです。
右のイラストは↓
- 影が薄い
- 影、ハイライトは少なめ
- 感情、装飾は控えめ
情報が減るほど、
余白に静けさが生まれます。
すると、見る側が
「この人、今どんな気持ちなんだろう?」
と想像できる余白が生まれます。
同じ絵なのに、余韻のある絵に変わる理由

修正前と修正後を見比べてみてください。
修正前はふんわりした印象ですが、
光で時間(夕方〜夜)を作ることで、
一気に余韻のある絵に変わります。
私は「エモい絵」を作るために、
窓の外を夕焼けにし、
室内をあえて暗くして、
視線が頭巾ちゃんに集まるように
設計しました。
夕方〜夜の光を入れると——
・シーンの状況が一瞬で伝わる
・キャラの感情(静けさ・ぬくもり)が乗る
・見た人の想像が広がる
つまり、ただの一枚絵から
「意味のあるワンシーン」へ変わります。
これだけ意識してください
- 色で空気を作る
- コントラストは弱め
- 余白で感情を作る
- 情報量は少なめ
最後に
ここまで読んでみて、
「雰囲気は出しているのに、
なんか刺さらない…」
と感じた方もいるかもしれません。
実はそれ、
感情の伝え方がぼやけている状態です。
👉「どこで感情を伝えているのか」
ここが整理されると、
一気に伝わる絵になります。
ただ、この部分は
自分では判断が難しいです。
もしよければ、
あなたの絵を1枚送ってください✏️
どこに余韻が生まれているかを
言語化してお伝えします。
絵を送る際は、
「エモ系」と送ってください。
